ヒイラギの手記

オリトレ小説をメインに色々やります(雑)

学園篇2「小競り遊び」

[スクール中庭]

スリング(以下:ス)「絶対にぎゃふんと言わせてやる…!」

ヒイラギ(以下:ヒ)「さっさと始めよう」

ス「指図すんな!いけ!マギア!」

ギアル(NN:マギア)「ギギッ!」

ス「どうだ!僕の父さんがくれた自慢の

ポケモンだ!」

ヒ「ほぅ…初めて見るな…それじゃ」

っと…流石にガーベラ出したら

可哀想だしな…よし

ヒ「行くぞ、ふっしー!」

ふっしー(以下:ふ)「ダネ!?」

ヒ「いい機会だからな、ふっしー」

ふ「…ダネ!」

ちょっと不安げだがふっしーは

やる気満々だ。

ス「よし行けマギア!、やっつけろ!」

ヒ「油断せずな、ふっしー」

ふ「ダネ!」

だが

マギア(以下:マ)「…」

スリングのマギアはただ自身の歯車を

回転させているだけで一向に向かってこない

ス「どうした!早く行け!」

マ「…」

ヒ「あのさ…スリング君よ…」

ス「なんだよ」

ヒ「ワザの指示出さないのか?」

ス「ワザ…?」

ヒ「君な…いや、仕方ないか…」

ふ「ダネ…」

ふっしーも困惑してるようだ

ヒ「まぁ、来ないから私から行くぞ」

ヒ「ふっしー!つるのムチ!」

ふ「ダネ!」

ヒュルッ、ペシンッ!

マ「ギギッ…!ギー!」

ふ「ダネッ…!」

スリングのマギアは一瞬2手に別れたと

思いきや挟み撃ちの要領でぶつかってきた

ス「もっとだ!いけ!マギア!」

マ「…ギギッ」

一瞬反撃しただけで、マギアはすぐに

元の状態に戻ってしまった

ス「だぁー!!」

ヒ「はぁ、勝負にならないな…」

ヒ「ふっしー、はっぱカッター!」

ふ「ダネェ!フッシャア!」

ヒュンッ!、ヒュンッ!

ガキィン!、ガキィン!

ふっしーが放ったはっぱカッターが

マギアに襲いかかるが

マギアは相変わらずその場で歯車を

くるくる回してるだけだった

ス「ぐぅ…!」

マーギル「そこまで!!!!」

勝敗が決しようとした瞬間

聞き慣れた声が響いてきた。