序章1「白森の青年」①
朝──
外のドードリオの甲高い声が窓の外から響く
[ヒイラギの部屋]
ヒイラギ(以下:ヒ)「うーん…」
???(つんつん)
ヒ「すまん…もう少しだけ…」
???(つんつんつんつん)
ヒ「...zzz」
???(…)
バサッ!!
布団がめくられた
と同時に何かが身体に巻き付いた
ヒ「うわっ!おい、降ろせってガーベラ!」
身体に巻き付いてきたのはフシギバナ(NNガーベラ)のツルだった
持ち上げられていた。
ガーベラ(以下:ガ)「バァーナァー!!」
ヒ「悪かった!私が悪かったから降ろして!お願い!」
ガ「バァナ!」
ようやくツルを解いてくれた。
昨日もほぼ徹夜だったのに容赦ないなぁ...
ヒ「今日は3日ぶりに散策に出るからな、楽しみにしていたしな」
ガ「バァナー♪」
ガーベラの頭を少し撫でて、私は支度に向かった